MFT2020のページ



メーカーズフェアー東京2020 出展内容

メーター時計

古い路面電車のスピードメータに使われていたアナログパネルメータを
再活用した時計


  MFT2016で展示したアナログメータ時計

円盤計算尺

計算尺の文字盤を簡素化する事で特定用途向けにし操作の簡素化を図りました
制作途中の写真です、2枚の円盤をはと目で止めて完成です。


  MFT2016で展示したアナログメータ時計


  デジタル表示状態、3時50分を表示しています。

この時計は、表示板を取り換える事でアナログ表示とデジタル表示の切り替えが出来、表示板に
意匠をすることで時計のイメージを変える事が可能。


  アナログ表示状態、10時10分を表示しています。


  デジタルモードでの動作

  この時計、まだ精度が低いので、メーカーズフェアまでには精度をあげるべく開発中

航法計算盤




円形計算尺の仕組みを利用し、目的別に特化することで計算尺使用時に付き物の桁の暗算を
無くした計算尺です。

昨年制作して評判の良かったE6-B航法計算盤。
航空機宇宙関連の同人誌即売会である「とび物学会」や、ネット上で自分の作ったハードウエアを展示してる人達の
展示会である「NT京都」でも大変に評判が良く、沢山の人に興味を持って貰えました。

この計算盤は、ネット上にあったE6-B航法計算盤のpdfイメージを元に多少修正し小型化した物をレーザーカッターの
彫刻モードで文字盤を彫り回りをカットし、目盛にペンキを入れ、はと目で止めてあります。
ベースは8cm四方、円盤は直径6.5cmです。
今回の出品は、割勘計算盤の使い勝手を考慮して文字の大きさを変えてみました。

航法計算盤は、計算尺を円形にしたもので、単独飛行のパイロットが片手に操縦桿を握ったまま、
片手で操作出来るようにしたものです。
計算盤ではかけ算と割り算が出来ますので、平均速度や燃費など飛行中 に必要な様々な計算を行う事が出来ます。
また陸マイルと海マイルの換算、燃料やオイルの容量から重量への変換など目盛に工夫がされています。




<左>割勘計算盤。
以外と面倒くさい割勘の計算、提示されたお勘定に参加人数を 合わせるだけで一人当りの金額が窓に表示されます。
写真では8,500円のお勘定を7人で割勘する場合一人当り1,200円 と表示されています。

<右>自動車燃費計算盤。
ガソリンスタンドで給油した量と走行距離を合わせるだけで 平均燃費が窓に表示されます。
写真の燃費計算盤では、前回満タンにしてから400km走行後 ガソリンを満タンにしたら、燃費は9km/リットル
だった事が判ります。


海外旅行お買い物為替計算盤

海外旅行の時、現地通貨と日本円の換算に頭を悩ませた人は 多いと思います。
この計算盤は、現地通貨と対円レートを一度セットしておき、 盤面内側の現地での売値の数値をみれば直ぐに
日本円の相当額が判るようになっています。

写真の真ん中、為替換算盤Iの盤面、ユーロ圏での使用を例にします。
レート窓に対円レートが120円としセットしました。
この時、商品の売値が25ユーロであれば、円盤の内側の25の所に対応する 外側の目盛3,100が読めます。
この3,100が25ユーロに相当する日本円3,100円です。

対円レートは、数円単位の国、数十円単位の国、百円前後の国の 3通りが考えられますので、
盤はIからIIIまで3枚用意しました。

相手国に入国したら、その国の対円レートをセットしておけば、旅行中、 面倒な為替換算も
盤を見れば直ぐに判るわけです。

*これら紙で作った試作品は、文字の大きさ、数字の間隔や窓の大きさなどを 調整し、レーザーカッターを使い、
プラスチック(ペット樹脂)上へ文字目盛りを彫刻し、製品化しました。



製品です。

 メーカーフェア東京2017(MFT2017)への出品したモノを多少改造して今年も出します。


為替換算盤3種。



左から、割勘計算盤、燃費計算盤、航法計算盤。

計算尺の学習キット

計算尺に興味を持った学生さん向けに直尺、円形、両方の計算尺が作れる計算尺キットも作成しました。
計算尺の原理の解説と切り抜く事で計算尺を作れます。



                                   ををつか屋

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