BeagleBoneBlackを使い

      2万円でパソコンを作る。



 近ごろ何かと話題の,名刺サイズコンピュータ,ArduinoとかRaspberryPiと かが雑誌で取り上がられたりコミックのネタになっています,その一連の製品の中にBeagleBoneBlack(以下BBBと略します)があります。
 このBBBはメモリの容量も多く内蔵ストレージも4GBと中々の高機能かつLinuxOSが最初からインストールされています。
 BBBは本来高度なハードウエア制御やコンピュータ利用の学習を目的とした物ですが,OSが入っているので安価でパソコンが作れないか挑戦しました。


材料など使った物。
1.BeagleBoneBlack Rev-C 秋葉原秋月電子で購入     6,500円
2.LCDディスプレイ,eBayによる通販を利用
            1024X768ドット8インチ      6,825円
3.キーボード サンワサプライ               2,018円
4.無線LAN子機 BUFFALO                 714円
5.HDMIケーブル(ビデオケーブル)             598円
6.モバイルバッテリー                   3,499円
7.ケース材料のアクリル板や電源の配線材料など       3,000円位
                          合計  23,154円
*円安のため価格は変わってる可能性があります,上記価格は2015年1月現在の価格です。
周辺機器やバッテリー,ケーブルなどはAmazonの通販を利用し購入。
OSには必要最低限の物しか入っておりませんので,日本語化や無線LAN接続の設定など,それなりの知識が求められます。



当初製作した物は,持ち運びを考慮し,革製のA5判手帳カバーに全て納まる用に製作しましたが画面が小さく操作性が
良くないので8インチ画面の2号機を作りました。
2号機は,アクリル板とアルミ板でフレームを構成しています。

1号機


全景です,透明アクリルで回路を挟み中が見えるようにしています。


革製の手帳カバーにセットした所です。キーボードのとバッテリ
も付きます


手帳カバーを閉めた所です。





2号機


全景です,ノートパソコン的使用法を考慮しました。


無線LAN子機を搭載しネット接続が可能です。


背面です,透明アクリルで回路が見えるようにしています。
既製の物を組み合わせていますので大きく無駄な空間が多いです。


武骨な感じですね。